歯周病治療
当院の歯周病治療
について

当院には日本歯周病学会に認められた認定医が在籍しております。専門的な知識と技術で歯を極力抜かず、保存に努めることをお約束します。
当院での歯周病治療は日本歯周病学会の認定医と歯周病治療の訓練を受けた歯科衛生士によって行われます。当院で最も力を入れている分野です。
また、進行した歯周炎に対しては歯周組織再生療法などの歯周外科治療も行っております。
歯周病認定医とは
日本歯周病学会に認められた高度な歯周病治療を患者さまに提供する歯科医師です。
研修施設で3年以上研修後、一般的な歯周病治療の知識と技量を取得し認定医試験に合格した歯周病学会員のみに認可されます。
こんな症状がある方は
ご相談ください
- 歯茎が腫れる
- 歯ブラシ時に出血してくる
- 歯がグラつく
- お口の中がネバネバする
- 口臭が気になる
- 歯茎が下がって歯が長くなった
歯周病の症状
段階別の特徴
歯肉炎
(歯周ポケット 深さ1〜2mm)
歯茎のみに炎症を引き起こしている状態です。
痛みといった自覚症状はほとんどありませんが、歯磨きの時や硬いものを食べた時に出血しやすくなる場合があります。

軽度歯周炎
(歯周ポケット 深さ3〜4mm)
歯を支えている骨(歯槽骨)が溶け出した状態です。
歯磨きの時に出血したり、歯がうずく、歯茎が腫れぼったく感じるなどの症状があらわれます。しかし一般的な初期段階では、まだ無症状なことが多く注意が必要です。

中等度歯周炎
(歯周ポケット 深さ5~7mm)
歯を支えている歯槽骨が1/3~2/3ほど溶けた状態です。
水がしみるようになったり、歯磨きをすると歯茎から血が出たり、歯茎が腫れたり治ったりの症状を繰り返します。また、歯がぐらぐらと動揺しはじめ、膿が出たり口臭が強くなる場合もあります。

重度歯周炎
(歯周ポケット 深さ7mm以上)
歯を支えている歯槽骨が2/3以上溶けた状態です。
歯の周りを指で押すと白い膿がにじみ出て、口臭が強くなる場合もあります。歯磨きの際には頻繁に出血するようになり、歯が動揺して硬いものが噛みにくくなることがあります。放置してしまうと、歯が自然と抜け落ちるケースもあります。

歯周病治療の流れ
事前検査
歯周ポケット診査・レントゲン撮影・口腔内写真撮影等を行います。
歯周病の原因は一人ひとり異なりますので、治療していく前に検査を行い、一人ひとりに適した治療を行っていきます。

歯垢(プラーク)を除去
歯周病の原因は歯垢(プラーク)なので、プラークを除去し付きにくくすることが治療の基本となります。
歯科衛生士による歯磨き指導や歯間ブラシ、デンタルフロスなどで改善をはかります。簡単に落とせる歯石やプラークを落していき、検査にて改善を確認します。軽度の歯周炎の方はここまでで治療が完了します。

歯と歯肉の間に溜まっていた
歯石や歯垢(プラーク)除去
中等度~重度の歯周炎の場合、歯石が深くまであるため取りきれません。
このような場合は外科的な治療が必要となります。
麻酔をしてから歯肉の切開をし、歯と歯肉の間に溜まっていた歯石や歯垢(プラーク)除去します。

メインテナンス
口の中の細菌を完全になくすことは難しく歯周病は再発し易いので、治療完了後も定期的なメインテナンスが必要となります。
再発防止には、患者さま自身による歯垢(プラーク)のコントロールだけでなく、定期的に歯科医師や歯科衛生士による検診・治療を受け、歯をメインテナンスすることが重要です。
